予防接種について
当院はインフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンをはじめとして、様々な予防接種に対応しています。
接種を希望される方は、インフルエンザ・コロナの接種はインターネットにて、その他のワクチンは事前ににてご予約のうえ、指定日時にお越しください。
インフルエンザ・コロナのワクチン接種は直接のご来院でも大丈夫ですが、予約していただいた方が待ち時間が少なくなります。
詳しくはお知らせをご覧ください。
インフルエンザワクチン(皮下注射、鼻スプレー)
インフルエンザに感染すると、1~3日ほどの潜伏期間を経て発症し、咳、鼻水、鼻づまり、のどの痛みなどの上気道の症状のみならず、突然の38℃以上の高熱、頭痛、全身の倦怠感、筋肉痛、関節痛などが現れます。
健康な人の場合は、1週間~10日程度で軽快しますが、高齢者や基礎疾患のある方が罹患すると、肺炎などを合併し、入院治療が必要になることもあります。
インフルエンザを予防するには、マスクの着用、手洗いの励行、体調をととのえる、といった対策も重要ですが、さらにインフルエンザワクチンの接種によって罹患リスクを減らせます。
インフルエンザワクチンは、接種から予防効果が現れるまでには約2週間かかり、効果の持続期間は約5ヶ月間とされています。
そのため、10月から12月上旬までには接種を済ませるようにしましょう。
皮下注射は6ヶ月から12歳が2回接種、13歳以上は1回接種を推奨しております。
近年お子さまに人気なのが、インフルエンザの鼻ワクチン「フルミスト」です。
注射の代わりに鼻へスプレーする生ワクチンです。痛みがなく、ウイルスの侵入口である鼻や喉の粘膜で直接免疫(IgA抗体)を作れるため、発症予防効果が高く効果が約1年間持続するのが特徴です。
対象年齢は 2歳から18歳であり、 1シーズンにつき 1回 の噴霧(両鼻に0.1mlずつ)ですみます。
注射が怖い、2回摂取するのが面倒、より長い効果期待したい、という方におすすめです。
毎年人気で早めに在庫がなくなるので、早めにご検討ください。
肺炎球菌ワクチン
肺炎の原因は様々ですが、特に多いのが肺炎球菌による感染症です。
特に、高齢者や基礎疾患のある方は、免疫力が低下しているため、この細菌が原因となって肺炎を引き起こしやすくなります。
重症化すると髄膜炎、敗血症、中耳炎などを併発する場合もあるので、肺炎球菌ワクチンを接種して予防することが大切です。
当院で使用しているのはファイザー社のプレベナー20です。20種類の肺炎球菌に対応し、肺炎球菌による感染症を予防する結合型のワクチンで、免疫の記憶がつきやすく、より高い有効性が期待されています。
横浜市では65歳の方、60歳~64歳の一部の方(心臓、じん臓、呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に1級相当の障害のある方)は当院にて公費で接種を受けることができます。ご希望の方はお電話にてご予約ください。
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチンは、これまでに水ぼうそうに罹患したことがある方が接種の対象となります。
水痘の原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスは、症状が治まった後も体外には排出されず、神経節に潜んでいます。
その後、加齢や過労などによって免疫力が低下すると、潜伏していたウイルスが活性化し、神経領域に沿って一部の部位にピリピリした痛みや皮膚症状がみられるようになります。
皮膚症状は3週間程度で治まるようになりますが、長期に渡って痛みが残るケースもあります。
発症から3ヶ月以上痛みが続いたときは、帯状疱疹後神経痛と診断され、痛みに対する治療が必要となります。
このようなリスクをできるだけ低減させるためには、帯状疱疹ワクチンの接種がお勧めです。
なお、帯状疱疹ワクチンには生ワクチンと不活化ワクチンの2種類あり、当院では組換えワクチン(GSK社:シングリックス)の接種を行っております。
従来型の「生ワクチン」に比べて予防効果が非常に高く(90%以上)効果の持続期間も長いのが特徴です。
通常、2ヶ月以上の間隔を置いて2回接種が必要です。
自費・公費ともに接種を受け付けており、年齢・時期によっては横浜市からの補助が受けれる場合もあります。
詳細については、当院窓口までお気軽にご相談ください。
横浜市での令和8年の公費の接種は令和8年(2026年)7月1日~令和9年(2024年)3月31日で、年度内に65、70、75、80、85、90、95、100歳になる方です。横浜市からの個別通知をご用意の上、お電話にてご予約ください。
RSウィルスワクチン
日本では毎年、60歳以上の成人でRSウイルス感染症によって63,000人の入院、また4,500人の院内死亡が推定されています。
当院ではRSワクチン(アレックスビー)の接種を行っております。
アレックスビーは国内初のRSウイルスによる感染症を予防する高齢の成人向けワクチンです。
RSウイルスには治療薬がないため、60歳以上の方の肺炎予防に、また小さいお孫さんと接する機会が多い方も是非接種をご検討ください。