難聴について

難聴イメージ画像

聴覚が低下し、周囲の音が聞こえなくなったり、聞き取りにくくなったりしている状態です。
純音聴力検査を行った結果、30~50db未満の場合は軽度難聴、50~70db未満は中度難聴、70~90db未満は高度難聴、90db以上は重度難聴と診断されます。
難聴の中には、しばらくすると聴力が自然に回復するケースもありますが、早期に治療しないと聴力が急激に低下して日常生活に支障をきたしてしまうケースもあります。
下表のような症状がある方は、お早めに当院をご受診し、難聴の改善に努めるようにしてください。

このようなときは当院をご受診ください

  • 周囲の音が聞こえにくくなった
  • 相手の話している言葉が聞き取りにくい
  • 聞き間違いしてしまうことが多くなった
  • 耳が詰まった感じがする
  • 音が二重に聞こえてくる
  • 耳の中に水が入ったような状態が続いている
  • 耳鳴りがする
  • 音が歪んで聞こえる

など

伝音難聴

伝音難聴は、外耳や中耳の異常により生じることが多いタイプの難聴です。
例えば、急性中耳炎などに罹患すると、周囲の音が内耳に届きにくくなり、一時的に難聴になります。
また、耳小骨の奇形など先天的な原因で起こるケースもあります。
大きい音でないと聞こえづらくなるため、日常生活に支障をきたすようになります。
耳がつまった感じがする、大きな音は聞こえるものの通常の音が聞こえにくい、などの症状があるときは、伝音難聴の可能性があります。
多くの場合、補聴器を使用することで、よく聞こえるようになるのですが、薬物療法や手術療法が必要になることもあります。

感音難聴

感音性難聴は、内耳および聴神経の異常によって生じる難聴であり、先天的な要因で引き起こされるケースと、後天的なケースがあります。
後天性の場合は、突発性難聴、メニエール病、騒音性難聴など様々なものが考えられますが、加齢よって難聴になるケースも少なくありません。
聴力が低下してきたと感じられたときは、お早めのご受診をおすすめ致します。

突発性難聴

突発性難聴は、突然耳の聞こえが悪くなる病気であり、耳鳴り、耳閉感、めまい、嘔気などの症状を伴うことも多いです。
高齢者や糖尿病がある方、ストレスの多い方などもなりやすいですが、何もない若い方でも頻度多く起こります。
この病気は早期の段階で治療を開始することが重要になるため、なるべく早い段階で医療機関を受診してください。
当院では病気の鑑別を行ったうえで、内耳の機能回復を促す効果が期待される「ステロイド薬」、内耳の血流を改善する「血管拡張薬」、神経の機能を整えるための「ビタミンB12製剤」などの薬物療法を中心として行います。
患者さまの持病や難聴の程度によっては提携している病院にご紹介させていただき、点滴での加療や「高圧酸素療法」を行っていただくこともあります。
また、中には聴神経腫瘍などの別の病気が隠れていることもあり、ご希望の方には提携施設でのMRI検査をご案内させていただきます。

補聴器外来

補聴器外来について

聴力は加齢とともに徐々に衰え始め、高齢になると、多くの方が聴力の低下を自覚します。
特に、高音域が聞き取りにくくなるため、子音を上手く区別できなくなります。
若い方でも難聴がある方は、特に仕事の際に不自由を感じることがあり、補聴器の使用によって日常生活での不都合を減らせる可能性があります。

当院での補聴器のご相談

当院では、補聴器に関する専門的な知識を有する「補聴器相談医」が中心となり、補聴器についてのご相談をお受けいたします。
診察を受けていただき、難聴に関する診断を行った後、提携している場所で補聴器の作製・調整を行い、まずはご自宅で試し、気に入った場合のみ購入することができます。
購入や購入後の調整は店舗に行くことが難しい場合は自宅への出張も可能です。
また当院での購入後の調整も行っており、アフターケアについても責任をもって対応して参ります。
日常生活での補聴器のご使用をご検討の方、お持ちの補聴器が合わない方など、お気軽にご相談ください。

このような症状はご相談ください

  • 聞き間違いが多い
  • 話しかけられた際に問い返すことが多い
  • ほかの音が重なると会話がうまく聞き取れない
  • テレビなどのボリュームを大きくしてしまう
  • 銀行や医療機関の窓口などで、名前を呼ぶ声が聞こえづらい

など

補聴器のご相談の流れ

  1. 診断

    耳の状態や聴力などの検査を行って難聴の診断を行い、補聴器の必要性や適応の有無を判断いたします

  2. ご相談

    診断結果に基づき、補聴器に関する相談・説明を行います。
    補聴器をご希望になられた患者さまには提携先店舗にご紹介致します。

  3. 補聴器の製作・調整

    補聴器の作成を行い、まずはご自宅で試し、気に入った場合のみ購入することができます。

    • 難聴の程度によっては、身体障害の認定を得ることができます
    • 補聴器の購入に際して公費補助が受けられるケースもあります
  4. アフターケア

    提携先店舗で補聴器を作成し購入した後、日常生活での使用状況に合わせ、定期的に微調整やお掃除、点検が必要になります。
    店舗に行くことが難しい場合は補聴器店舗スタッフの自宅への出張や、当院での補聴器外来での調整も可能です。